【想定外】正社員になるのをやめた話

【想定外】正社員になるのをやめた話

2月になりましたね。
タイトルの通りですが、8月から始めた会社員。辞めました笑

半年間の契約社員を経て、2月からいよいよ正社員雇用に切り替わるところでした。
正直、まさか過ぎて自分が一番びっくりしています。

今まで一度も正社員にはなってこなかったので、ボーナスなるものをもらえたり、責任ある仕事を任されてバリバリと働くことを楽しみにしていました。

なのにーなぜー?笑

ことの発端

12月から、この仕事をする意義が見出せず、モヤモヤしながらも、自分なりにできることを続けていました。
1月になっても、そのまま、模索し続けて、契約が切り替わる時期が近づいてきた1月後半。

上司の言葉や日々の仕事の中で微かに感じていた違和感を無視できなくなりました。

考えてみれば、わたしは、一生懸命自分の中で大義名分を作って頑張って働いていた。
でも、気づけば、目的が生活やお金になっていた。

そんな折、1月23日、相方のみーちゃんが、仕事に対して角度は違えど、同じようなことを感じていたことを話し始め、「あ、やっぱりそうだ」と自分が蓋をしてみないようにした感覚がクリアになった。

その翌日からは、9-18の出社時間という枠や無駄の多さや朝起きることもバカバカしく感じ、午前中は家で作業をさせてもらった。

その日は、まだ頑張ってやるべきことをやってみたけど、やっぱり、そこに意味を見出せない。この仕事をする理由が何一つ見出せない。そう感じた。

さらに、このタイミングで、以前やっていた業務委託のお仕事がチラホラあり、それも背中を押される一つの要因になった。

覚悟

それに気づいたら、もう気持ちが切り替わり、自分がすべき動きの方へフォーカスが切り替わった。
上司に話すまではモヤモヤしていたけど、きちんと、タイミングよく上司に伝える場が創られた。
「正社員として契約できません」と伝え、正直な気持ち、モチベーションがなくなり、お金のためだけに仕事をしてしまっていることを伝えた。

とてもありがたいことに、説得されることもなく、上司は、すんなりと理解してくれた。そればかりか、「私と働くのが楽しいから、何かしらの形で関わりたい」とすら言ってくれた。

最善へ

結果、バイトという形で、今後も仕事をさせてもらう形になった。ただし、営業はせず、週3日でリモートOKという私にとってベストな形で、尊敬するゆかいな仲間と働くことを続けられることになった。

振り返る

この流れは私にとってとても面白い事象だった。会社員として働くこと、新しい業界の中で働くことで、自分の変化、あり方、理想、さまざまな経験と学びを得た。そして、実家に戻ってからずっと願っていた一人暮らしを実現できたのは、会社員になったから。会社で働いたことは、今のこの暮らしを得るためのものだったのではないかと思うくらい、自分にとっては一人で生活できることがとても豊かなことだった。

この自分で想像できない面白い人生体験をこれからももっとたくさん経験していくことが楽しみで仕方ない。