人は変われる

小学生の頃の私は、常にビクビクしていた。

先生に怒られるのが怖くて、

失敗するのが怖くて、

人見知りで、

いつも人から話しかけられるのを待つ子だった。

先輩と仲良くしている友達が羨ましかった。

その子の真似をしてみたら、同じようにはいかなかった。

自分を出すのがどんどん怖くなった。

バスケ部に入って、シュートの練習をするのが好きだった。

ひたすら、ネットにボールを入れることが好きだった。

試合でボールが回ってくると、失敗するのが怖くて、

どうして良いかわからなかった。

失敗するのが嫌で仕方なかった。

人からどう思われるか。そればかりを気にして生きていた。

気づけば、自分のことが大嫌いになっていた。

この経験は、宝物だった。

何度も消えたいと思ったことも、宝物。

その経験は、わたしを強くしてくれた。
失ってしまった自分を取り戻したくて、
自分を好きになりたくて、
もがいていたからこその選択ができた。

その経験が、今の自分を作っているー。

目の前の現実は自分で創っている。

そんなバカなと、最初は思っていたけど

それを感覚的に実感しつつある。

この世界のシステムを100%理解することは不可能だし、

そんなことを知る必要すらもない。

だけど、わたしはそれを断片的に知り、

自分の無意識に意識を向けてきた。

この無意識に自分の中に植え付けてきた意識を変え続けてきた。

気づけば現実は穏やかになった。
私の周りは愛情深くて優しい人ばかりになった。

これは、現実が変わったのか
それとも私の見方が変わったのか

それも、どちらでも良い

10代の頃、常に悩んでいたあの頃。
悩まなくて良いなら悩みたくないと思っていた。
いつも何かに悩み続けていた私が

一切思い悩むことがなくなり、
不安が消えた。
仕事で悩むことはあるけど、
これは違う種類の悩み。
苦しい悩みではなく、
創造の悩み。

いま、この状態でいられることの幸せを日々、噛み締めている

今からは、

難しく思考を働かす必要すらなく、

ひたすらに、感覚で生きてみたい。

思考で組み立て、経験測でコントロールするのではなく、

流れに身を任せ想定外を楽しみたい。

こんな風に生きても良いんだを実現したい。

だって、自分が考えられる未来を超えた未来が来た方が面白くない？

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