子供のように泣けた

子供のように泣けた

「表面に見せているわたし」と、「本当の私」との乖離があったことに気づいた数日前

自分で全く意識なく人に本当の自分を出せない誰に対しても壁を作っていた。

思えば、物心がついた時には、否定を恐れて自分の思っていることを人に言わず、家族にも言わず

自分にも嘘をつき、本当の自分を押し込めて生きていた。

でもそれは、東京でのシェアハウス暮らしや、海外で旅をしたりたーくさんの人との関わりの中で克服した、と、自分では、思っていた。

だけど、根っこの根っこにしっかりいた。

傷つかないように。自分を守り、人を傷つける。

それがはっきりとわかったのは、自分が本当に自分をだせる存在がいてくれた。

本当の自分がこういう存在なのだ、と感じられる場所があったから。

自分では気づいていなかったんだけど、その分、その他のすべての存在に対しての仮面のわたしでいることをわたしが辛かったんだろうな。

その話をしたあと、本当に子供のように泣いた。

とめようとすることもなく、ただ、声を出して泣けた。

人の前でそんなふうに泣いたのはいつぶりだろう。

見守ってくれて、ありがとう。

やっと、解放できた。

自分の中での自分の解放。

現象は2年前の自分なら死にたいほど辛かった。

それが、最高に幸せだと思った。

怖さと悔しさ混じりの感情と共に、これからが楽しみで仕方がなくなった。

制限のない人生を、本当の自分で生きる幸せをこの人生で味わい尽くそう。